ユーザー入力設定

簡単な設定でチャットモジュールをトリガーする

「ボタン」によるモジュール間の連携については以前説明いたしました。この記事では、「ユーザー入力」というモジュール間の連携のもう1つの方法についてご紹介します。

例えば、ユーザーが「キャンペーン紹介」モジュールの段階でキーワードを入力する場合、チャットボットから「会員プレゼント」モジュールの3つのメッセージが返信され、ユーザー入力の内容次第で次のモジュールへ転送されます。

user input
チャットボットはユーザーが入力した内容を読み取り、対応するモジュールへ転送

ユーザー入力設定

1. 行動の追加

「キャンペーン紹介」モジュール→「ユーザー入力」「+行動の追加」の順にクリックします。こちらを設定することにより、チャットボットから「キャンペーン紹介」モジュールのメッセージを送られたユーザーが、設定された入力内容、入力タイプ、入力形式のメッセージを入力すると、「会員プレゼント」のメッセージにリンクされます。

例:ユーザー入力のいずれのキーワードがあるを設定し、キーワードをトリガー条件にします。ユーザーが「会員」と入力すると、チャットボットは「会員プレゼント」モジュールの内容を返信します。

Add user behavior
行動の追加

キーワードの処理手順は遷移ツール:投稿へのデフォルトコメントと同じです。

また、この行動条件を満たすユーザーに対して、+トリガー行動の追加でユーザーのタグ追加/削除などを同時にするように設定できます。

トリガー行動を追加
トリガー行動を追加

2. デフォルト行動の設定

ユーザー入力がいずれのキーワードにも当てはまらない場合にチャットボットが返事するモジュールメッセージを指定します。ここでデフォルト返事を「設定しません」に選択すると、ユーザーが返事した内容に指定のキーワードが含まれていない場合、チャットボットはユーザーのメッセージに返事しません。

Set default behavior
デフォルト行動の設定

行動条件を設定しなかった場合、チャットボットは「デフォルト行動」のモジュール内容を返事します。

ユーザー入力とAI条件の違い

AI条件のキーワードはマップ全体に対して作動するため、ユーザーがマップのどの段階で該当するキーワードを送信しても、対応するモジュールをトリガーしますユーザー入力単一モジュールでのユーザーの行動のみに適用するものです。

システムは「ユーザー入力」の条件を優先します。そのため、同一のキーワードを設定した時、ユーザー入力によってトリガーされたモジュールがチャットボットの返事となります。

ユーザー入力の応用事例

キーワードによる判断の活用事例についてご紹介します。ユーザーがモジュールで異なるキーワードを入力すると、チャットボットはキーワードに応じてそれぞれの返事を返します。

例えば、ユーザーが「血液型」を入力すると、チャットボットが対応するメッセージモジュールを返します。

1. 行動の追加

メッセージモジュール「ユーザー入力」「+行動の追加」を選択し、キーワードを設定し、返事するメッセージモジュールを選択します。ユーザー入力に応じてモジュールを複数設定したい場合は、まずチャットフローを構成して複数の返事モジュールを作成し、それからチャットボットの返事を選んだ方がかかる時間を削減できます。

Add multiple behaviors
複数の行動の追加

2.デフォルト行動の設定と展開

次に、デフォルト行動では、設定したキーワード以外のキーワードが入力された際に取る行動を設定することができます。ここで示した例では、ユーザーにもう一度質問に回答してもらうために「ユーザー入力」モジュールへ遷移させます。すべての設定が完了したら、右上の「展開」をクリックしてキャンペーンを開始します。

Set and deploy default behavior
チャットボットの展開
CTA

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